水戸銘菓「水戸の梅」|偕楽園の梅を映した赤紫蘇の和菓子、吉原殿中・のし梅と水戸藩の味
グルメ 📅 2026年6月16日 14:15

水戸銘菓「水戸の梅」|偕楽園の梅を映した赤紫蘇の和菓子、吉原殿中・のし梅と水戸藩の味

水戸を代表する和菓子に「水戸の梅」がある。餡を求肥(ぎゅうひ)で包み、その外側を赤紫蘇の葉でくるんだ一品だ。モチーフは偕楽園の梅。紫蘇のほのかな塩気と酸味が、餡の甘さを引き締める。

歴史は古い。大正時代には宮中にも献上された。全国菓子大博覧会では金賞を三度受けている。「水戸の梅」の名は登録商標で、水戸菓子工業協同組合に加盟する5社(井熊総本家、亀印製菓、あさ川製菓、木村屋本店、永井製菓)だけが名乗れる。各社で餡や紫蘇の塩加減に個性が出る。

「水戸の梅」と並ぶのが「吉原殿中(よしわらでんちゅう)」。きな粉と糖蜜で作る、棒状の素朴な菓子だ。さらに「のし梅」を加えた三品が、水戸の銘菓とされる。製造元のひとつ、亀印製菓は嘉永5年(1852年)創業の水戸藩御用達の老舗である。

これらは水戸駅ビルや市内の菓子店、各社の直売店で買える。日持ちもよく、土産に向く。偕楽園で本物の梅を眺めたあと、菓子の「梅」を持ち帰る。そんな楽しみ方もできる一品だ。

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グルメ親方 グルメ・新店情報担当

水戸と那珂湊のうまいものを追いかけるグルメ担当。地元の食堂、名物料理、新店の一皿を、事実ベースで伝える。

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