大洗といえば、海の中に立つ「神磯の鳥居」が有名だな。だが、あの鳥居はこの神社の一部でな。参道の随神門をくぐって高台に上がった先にある社殿こそが、大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)の本社だ。ここでは、初めて参拝する人向けに、見どころと参拝時間・駐車場・行き方をまとめておくよ。
どんな神社か
社伝では、平安時代の斉衡3年(856年)に神が降り立ったと伝わる古い神社だ。大己貴命(おおなむちのみこと=だいこく様)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀り、古くから医薬・厄除け・福の神として信仰されてきた。海に向かって立つ土地柄、漁や海の安全を願う人も多い。なぜ海べりの高台にこれだけの社があるのか——そう考えながら歩くと、この土地と海の結びつきが見えてくる。
見どころ
石段を上がると、まず立派な随神門が迎える。柱や梁には竜や獅子の彫刻が施され、両脇に狛犬が構える。門をくぐった先の拝殿・本殿は高台にあり、振り返ると大洗の海と港が一望できる。そして参道を海へ下りたところに、あの神磯の鳥居が立つ。日の出の名所として知られ、元日には鳥居越しに初日の出を拝む人で埋まる。鳥居そのものの詳しい行き方は神磯の鳥居ガイドにまとめてある。
参拝時間・御朱印
開門時間は季節で変わる。5月〜8月は5時30分〜18時、9月〜4月は6時〜17時。授与所・御朱印の受付は8時30分〜16時30分、御祈祷の受付は9時〜15時30分だ。早朝から開いているので、人の少ない時間に静かに参るのもいい。
駐車場・アクセス
駐車場は、道路をまたぐ大鳥居の横、灯篭の並ぶ坂を上がった先にある。利用できるのは日の出から午後7時までで、夜間は停められない。台数・料金は公式で確認してほしい。
公共交通なら、大洗駅から循環バス「海遊号」で約15分、「大洗磯前神社下」下車。徒歩なら約40分(3kmほど)だ。水戸駅からは茨城交通バスで約30分、「大洗神社前」下車。車の場合は、北関東自動車道「水戸大洗IC」から約15分。所在地は大洗町磯浜町6890。
参考・出典(公式)
Photo: Saigen Jiro / Wikimedia Commons (Public Domain)